社会不適合ママえぬこの日常

元不登校、社会不適合者がそこそこ楽しく生きるための方法をゆるゆる模索するブログ。

ワンオペ育児は「ママなんだから」当たり前?「ツライ」と声に出してSOSを

こんにちは。

えぬこです。

 

 

悲惨なニュースにあまり言及したくないため、

詳しくは説明しませんが、とても悲しい事件がありました。

 

犯人がなぜこのような事件を起こしてしまったか

詳しくはわかりません。

 

最初に言っておきますが、

如何なる理由があっても子供を殺害した犯人を私は許しません。

 

ドラマ『アンナチュラル』のセリフにもありましたが、

『心中』は単なる『他殺と自殺』だと思っております。

(今回の事件は自殺未遂だと思われますが)

 

 

犯人を全く許せませんが、犯人を恨んでも誰も救われないですし、

新たな事件を防ぐことは出来ません。

 

今日は『ワンオペ育児の危険性』について考えていきたいと思います。

 

 

 

〈 ワンオペ育児とは 〉

 

 

育児の負担を一人で抱えている状態のことを言います。

 

ワンオペ育児の明確な定義はありませんが、

一人親家庭だけではなく、片方の親が仕事でいない時間が多く、

ほとんどの育児を一人で担っている場合もワンオペ育児です。

 

 

〈 分かってもらえない辛さ 〉

 

 

以前ワンオペ育児の辛さを母親に話したとき、

「でもみんなやってることだからねー」と言われました。

 

私が、

「キャパは人によって違うから、

みんなやっていることを自分も出来なくてはいけないわけではない。」

 

「みんな当たり前のようにこなしているように見えるだけで、

本当はとてもつらいのかもしれない。」

 

と伝えたところ納得しており、

ワンオペ育児が当たり前だった時代の人には、

説明しないと伝わらないのかもしれないなと実感しました。

むしろ説明しても伝わらないことも多いかもしれません。

 

実際、私の母はワンオペ育児の経験者です。

 

代表的なエピソードをお話すると、

 

当時1歳の姉を父に預けて、私を出産した母。

無事出産を終え帰宅すると

「じゃ競馬いってくるわ」と出かけたそうです。

 

もし過去にタイムスリップすることが出来たなら、

当時の父をボコボコにしたいですね。

タイムスリップして当時の母とママ友になって、

思いっきり愚痴を聞いてあげたい。

 

ワンオペ育児をツライと気づいてしまったら、

生きていけない時代や環境だったのだと思います。

 

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〈 周りと比べて落ち込まないで 〉

 

 

SNSにはキレイに片付いたオシャレな家に住んでいるママがたくさんいますし、

身近なママ友もそつなく家事や育児をこなしているように見えます、

 

中には本当に子育てに向いている性格で、

子育てを心から楽しんでいる人もいるかもしれません。

 

でも、そんな人はきっとほんの一握りです。

都市伝説レベルだと思っていいと思います。

 

「隣の芝生は青い」とはよく言いますが、

キレイな部分だけ見せていても

みんな悩んで、もがきながら子育てをしています。

 

 

そしてキャパシティ、つまり容量は人それぞれです。

他の誰かが簡単にこなしていることが出来なくてもいいのです。

 

出来ないときは「出来ない」と声に出す。

助けてほしいときは「助けて」と叫ぶ。

 

まじめで完璧主義な人ほど難しいのですが、

思っていることを声に出すということは本当に大切なことです。

 

 

〈 今、目の前にあるスマホを活用して 〉

 

今!あなたの目の前にあるスマホ

 

「頼れる場所がない」

「助けてと言える相手がいない」

 

と思っている方は多いと思います。

 

しかし、そんなときはインターネットという便利なツールを使ってください。

 

子供を少しでいいから預けたいとおもっているのであれば、

ベビーシッターで検索をかけたり、

ファミリーサポートを調べてもいいかもしれません。

 

誰かに愚痴を聞いてほしいと思うのであれば、

私のようにブログを開設してもいいですし、

LINEのオープンチャットやSNSを利用して同じ境遇の人を探してもいいと思います。

 

プロに相談したいと思えば、

自治体の相談窓口を頼ってもいいですし、

心理カウンセラーを調べてもいいと思います。

 

 

〈 忘れないでほしい一番大事なこと 〉

 

 

「人に頼るなんて恥ずかしい」

「旦那や両親に、プロへの相談を止められた」

なんて人もいるかもしれません。

 

しかし、一番大切なのは

あなたの心と子供の命です。

 

子育てで最重要なことは、

学力のある子に育てることでも、秀でた才能を開花させることでもなく、

子供を死なせないことです。

 

 

〈 まとめ 〉

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

先輩ママやママ友の意見が参考になることもあれば、

他人と比較し落ち込むこともあると思います。

 

しかし、一番大切なことをわすれずに

肩の力を抜いて過ごせますように。

 

 

えぬこ

 

 

本当に『学校へ行かせること』が不登校の解決策なのか

こんにちは!

えぬこです。

 

中学2年生の2学期から卒業まで完全に不登校で、

徐々に社会復帰をした経験があります。

 

現在は、会社員をしながら

4歳児の子育てをするワーキングマザーです。

 

 

不登校の解決』と聞くと、

『学校へ行けるようになること』だと思われる方も多いと思います。

 

しかし、私は『学校へ行かせること』が必ずしも

不登校の解決』につながるとは思いません。

 

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〈 卒業まで中学校に行けなかった私の話 〉

 

 

私は不登校だった中学生時代、

誰になんと言われても学校には行けていなかっただろうと思っています。

 

というのも、

学校に行かなくてもいいと思うことで、生きていくことが出来ていた時期

だったと思います。

 

学校という辛い感情を生み出す場所から遠ざかることで、

何とか自分を保っていました。

 

学校に通うという当たり前のことが出来ない劣等感や、

将来への不安などはいつも抱えていましたが、

「学校へ行かなくては」という感情を消し、

『学校』から逃げる時間が私には必要でした。

 

私が不登校になった原因は別記事で書いているので、

よかったら読んでください。

【なぜ?】明るかった私が不登校になった理由【前編】 - 社会不適合ママえぬこの日常

【なぜ?】明るかった私が不登校になった理由【後編】 - 社会不適合ママえぬこの日常

 

 

〈 フリースクールという選択肢 〉

 

 

学校に行かなくても卒業が出来るのは義務教育の中学生までです。

 

学校に行けないまま3年生になった私は、

このままでは高校にも行けず、将来仕事に就くことも出来ず

どうやって生きていくのだろうかという将来への大きな不安を感じていました。

 

そんなときに、母から勧めてもらったフリースクールに通い始めます。

 

行こうと思っていても予定通りに登校できなかったり、

行っても課題や勉強はせずに好きなことだけして過ごしていました。

 

それでも、

家に引きこもりゲームをやっていた毎日から脱することが出来た安心感がありました。

 

又、私は通信制高校の中にあるフリースクールに通っていた為、

自然と「ここの高校に進学しよう」という将来のイメージを持つことが出来ました。

 

進学や将来のイメージが全く描けず

引きこもっていた私にとって、とても大きな変化です。

 

 

〈 学校へ行かせることだけが解決策ではない 〉

 

 

私は結局卒業まで中学校には行けませんでした。

 

しかし、フリースクールに通うことで社会との接点を持つことができ、

将来のイメージを描くことができました。

 

実際に私は、通っていたフリースクールが入っている通信制高校に進学し、

3年間で卒業することが出来ました。

 

又、人生ではじめて“心から感謝したい先生”に出会えました。

(高校生時代のお話は別記事で書きたいと思います。)

 

この高校に入ることが出来ていなければ、

高校を卒業することが出来ていたかわかりません。

 

高校を卒業できていなければ、専門学校に進学することも、

専門学校で現在の旦那に出会うこともなかったでしょう。

 

旦那に出会うことがなければ子供にも出会えていませんでした。

 

人生は出会いと選択の連続ですが、

母が『フリースクール』という選択肢を与えてくれたからこそ、

社会復帰が出来たと思っております。

 

その為、私は学校へ通わせることだけが

不登校の解決策』だとは思いません。

 

 

〈 まとめ 〉

 

いかがでしたでしょうか。

もちろん学校に通うことが出来たら一番いいと思います。

 

しかし、フリースクールで社会との接点をもつことや、

家庭教師などで学習することも出来ます。

(私は勉強しておりませんでしたが・・・)

 

その子の出来ることや興味、

頑張れる範囲に合わせて周りの大人がサポートし、

それぞれのペースで社会復帰を目指していくことが、

不登校の解決策』になるのではないでしょうか。

 

ちなみに、

私は中学生の約1年半全く勉強しておりませんでしたが、

専門学校の座学を主席で卒業しております。(自慢)

しかも皆勤賞です。(自慢part2)

 

・・・自慢がしたいわけではなく、

頑張ることが難しい時期は自分への自信を失ってしまい、

将来への不安が大きく募ると思いますが、

その子のペースで地道にちょっとずつ社会復帰を目指すことが出来れば、

遅れたものを取り戻すことは絶対に可能だということを伝えたいです。

 

今回の記事がすこしでも参考になればうれしいです。

 

えぬこ

 

 

あなたのサイトのURL、そろそろスリムにしませんか?

【親子という呪い】児童虐待は非難するだけではなくならない【虐待をなくすためには】

こんにちは。

えぬこです。

 

 

私は辛いニュースや悲惨な事件を見ると、

長い間気分が落ちてしまう為あまり見ないようにしています。

 

その中でも特に、

動物が辛いニュースや子供が辛いニュースは、

行き場のない怒りや悲しみをうまく消費できずに

長く引きずってしまいます。

 

感情移入しやすい方は、

しばらくネットやテレビのニュースなどの情報を遮断すると、

気持ちが安定することがあるのでオススメです。

 

 

本題にはいります。

今日は『児童虐待事件』がなくならない原因や、

なくすためには何が必要かを私なりに考えていきたいと思います。

 

尚、辛い情報を見たくない方でも読める内容になるよう

『虐待の内容』については触れません

 

(私もこの記事を書く上で、

虐待の現状について調べていて気持ちがかなり沈みました。

記事を書き終えたら推しの映像を見て癒されます。がんばります。)

 

 

〈 虐待の現状 〉

 

令和2年度の虐待により亡くなった子供の人数は78人だそうです。

(心中による虐待死21人を含む)

 

心理的な虐待』や『身体な虐待』、

『ネグレクト』など虐待は様々な種類に分けられますが、

相談件数は『心理的な虐待』が最も多いとのこと。

次いで『身体的な虐待』が多いそうです。

 

子供は無償で愛されて当たり前です。

なのになぜ、惨い仕打ちをされる子供たちが出てくるのか。

 

なぜ、虐待はなくならないのか。

 

大人たちが絶対に向き合わなくてはいけない、

解決しなくてはならないことだと思います。

 

 

〈 悲惨な虐待がなくならない理由 〉

 

 

児童虐待が発生するのは基本的に『家の中』です。

 

  • 酷くなるまで見つかりにくいこと
  • 他人が関与しずらいこと
  • 行政が出来ることが限られている
  • 日本では「親権者」が強い
  • 被害者が幼い子供である為SOSを外に出せないことが多い

 

どうしても家の中という狭い世界で起きる事件の為、

酷くなるまで関与することが難しいことが原因の一つだと思います。

 

今回は虐待が見つからない理由と、

虐待に周りが関与しずらい原因を書きました。

 

そもそも『なぜ、虐待をしてしまうのか』という問題ですが、

『やってはいけないこと』が分からない人が親になってしまったり、

『子育て』の責任が『親』にだけ

重くのしかかっていることなどが原因だとは思います。

かなり長くなってしまう為今回の記事では追求しません。

 

 

“『やってはいけないこと』が分からない人”については、

「ケーキの切れない非行少年たち」という本で、

知的障がい者にはあたらず、でも普通に生きることが難しい

“忘れられた人たち”について書かれていて、

かなり分かりやすためぜひ一度読んでみてください。

 

 

〈 虐待をなくすためには 〉

 

 

虐待事件が起きると、必ず

 

「犯人は同じ目にあってほしい」

「子供を育てられない人は子供を産むな」

 

などと、犯人を非難するコメントを見かけます。

気持ちはとても分かりますし、

私自信、犯人に対する怒りや憤りはかなりあります。

(よくある“予定外の妊娠”も理解できないです。)

 

しかし、虐待は非難するだけでは何も変わらず、

なくならないのです。

 

 

  • 『子育て』の責任を『親』ではなく『社会』にし、子供を育てる能力や経済力のない人が妊娠した時に、気軽に相談できるような場所や受け皿を確立すること。

 

  • 『里親制度』を普及させ、当たり前のように『里親』という選択が出来る世の中にすること。

 

 

子供を育てる能力や経済力がない人の妊娠を世間は非難しますが、

その人たちを支援することが、結果的に子供たちの為になります。

 

 

どうしても先のことが考えられない人たちというのは存在しています。

その人たちを非難することで行き場をなくし、

結果として子供たちが辛く悲しい思いや経験をすることになるのです。

 

 

 

〈 まとめ 〉

 

今回の記事は、私ごときが書いていいテーマなのか悩みましたが、

非難しても何も変わらないということを伝えたくて今回の記事を書きました。

一番伝えたいことが伝わっていたらうれしいです。

 

きれいごとに聞こえるかもしれませんが、

誰も悲しまなくていい世の中になりますように。

 

 

えぬこ

 

【バレンタインにも】アラサーがシンプルでオシャレな長く使える腕時計を購入したのでレビューします【おすすめ】

こんにちは!

えぬこです。

 

以前の記事で時計屋さんのオススメを紹介しました。

 

enuko-futekigou.hatenablog.com

 

その中から実際に私が購入し、

約1ヶ月間使用した感想をまとめてみました。

 

  • シンプルでオシャレな腕時計を探している方
  • 使いやすい時計を探している方
  • サステナブルな取り組みに興味のある方

 

参考になればうれしいです・

 

 

〈 私の探していた腕時計 〉

 

  • アラサーに似合うシンプルでオシャレなデザイン
  • 生活防水(3atm以上※)
  • 予算1~3万円程度

 

※防水3atmとは、日常生活やにわか雨なのに耐えられる程度の防水機能のこと

 

 

〈 実際に購入したお店 〉

 

 

北欧の有名デザイナーによる新たな腕時計ブランド【nordgreen】

さんで購入しました!

 

 

〈 実際に購入した商品 〉

 

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まず、箱がかわいい!

高級感のあるデザインです。

開けると・・・

 

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/ ジャーーーーーーン☆ \

 

(効果音が古い)

私が購入したときは、

年明けクーポンで替えのストラップが2本ついてきました。

 

 

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シンプルながら、オシャレで高級感のあるデザインです。

私はイエベなので(自己診断)

ゴールドの時計がほしくて、今回はこちらを選択しました。

 

アナログ時計の時間を読むのが苦手な私でも読みやすい、

ほどよく大きな丸い文字盤です。

 

 

〈 1ヶ月使用して感じた良い点 〉

 

  • シンプルで大人可愛いデザイン
  • 洋服やTPOを問わずに着用できる
  • 3atm防水なので多少濡れても安心
  • 手取り○○万の底辺ワーママでも購入できるお値段なのに高級感がある
  • 文字盤の大きさがほどよく時間が分かりやすい

 

 

〈 1ヶ月使用して感じた悪い点 〉

 

 

  • 気づいたら時間がずれていることがある

アナログ時計あるあるかもしれませんが、

しらない間にツマミを引っこ抜いていて時間止まっていることがあります。

私は腕時計をファッションアイテムのひとつだと思っており、

正確な時間はスマホで確認をする為、そこまで重要には感じておりませんが、

時計を時計として使いたい方はデジタル時計や、電波時計がいいかもしれません。

 

 

〈 サステナブルな活動をしているショップ 〉

 

  • 腕時計のボックスには、ほぼ100%リサイクル素材を使用している
  • 教育、環境、健康の三つの慈善団体に料金の一部が寄付可能
  • シーズンごとに廃棄されないよう長く使い続けられるデザイや品質のものをつくっている

 

 

〈 まとめ 〉

 

 

私は物持ちがいいので、10年使うぞ!という気持ちで購入しました。

本当に年齢や季節を問わずながーく使えそうなデザインで、

とても気に入っております。

 

ちなみにストラップをチェンジさせるとイメージがガラッと変わり、

気分転換ができます。

 

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ストラップの替え方はワンタッチで簡単。

不器用な私でも出来たので間違いないです。

 

(裏側のつまみをずらして・・・)

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(はずれました♪)

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いかがでしたでしょうか?

少しでも参考になればうれしいです。

 

いいものを長く使って、

環境に配慮した消費活動を!

 

 

えぬこ

 

 

 

 

義務教育は何のため?『出来る子』も『出来ない子』も苦しい

こんにちは!

えぬこです。

 

不登校で、

現在はアラサーのワーママです。

 

私が一冊の本を読み、感じたことを実体験を交えてお話します。

 

 

〈 義務教育は何のため? 〉

 

 

『義務教育』とは、

小学校の6年間と中学校の3年間の計9年間、

普通教育を受ける義務のことを言います。

 

全員が平等に同じ教育を受ける義務。

 

全員が平等に同じ教育を受けることにより、

『出来る子』と『出来ない子』は強いストレスを感じるのでないでしょうか。

 

 

〈 “出来ない子“から見た義務教育 〉

 

 

私は小学生の時、

いわゆる『出来ない子』でした。

勉強をする習慣がなく宿題も忘れがちで、

忘れ物も多かったです。

 

たまに得意な分野や出来ることがあっても

『出来ない子』のレッテルがある自分が

出来てしまうとズルを疑われるのではないかと思い

わざと出来ないふりをしていたこともありました。

 

これ、声を大にして言いたいのですが、

人はレッテルを貼られるとそのイメージに寄っていきます。

 

「あなたはバカだから」「あなたは不器用だから」など、

マイナスなレッテルを子供や他人に貼ったり、

「私はダメな人間だから」「私は何も出来ない」など

自分にレッテルを貼らないほうがいいです。

 

 

本題に戻ります。

そんな『出来ない子』だった私ですが、

小学生の私は明るい性格だった為、友人が多くいました。

 

勉強が出来なかった為、

学校に行く目的が『勉強』ではなく『友達と遊ぶこと』だったと思います。

 

 

しかし、

中学生になり状況が一変します。

 

いわゆる『中1ギャップ』です。

 

今まで単純だった人付き合いが複雑になったり、

思春期により異性との関わり方がガラッと変わりました。

 

小学校の頃にはなかった“先輩後輩“の上下関係なども突如出現します。

 

勉強も今まで出来ないなりについていっていたものが、

完全に追いつけなくなりました。

 

学校へ行く目的が『人』だった私が、

人間関係が『ストレス』に変わってしまいました。

 

『出来ない子』だった私にとっての義務教育は、

“ついていけない退屈な授業”を聞いて、

複雑な人間関係の中で苦しむだけの辛い場所でした。

 

 

〈 “出来る子“から見た義務教育 〉

 

 

私は『出来る子』ではなかった為、体験談は書けませんが、

『出来る子』にとっても“全員平等に受ける教育“は

退屈だろうと容易に想像できます。

 

『部活』や『友達』など他に楽しいことがあれば

楽しく過ごすことも出来ると思います。

しかし、その楽しいことが『中1ギャップ』などによりなくなってしまったときに

『勉強』を目的に学校に来ることは難しく、

学校が退屈で辛い場所になるかもしれません。

 

 

〈 平均から漏れた子供たちの居場所 〉

 

 

平等に教育が受けられる制度は素晴らしいものだとは思います。

しかし、平均からはずれた子供たちにとっては退屈で窮屈な場所です。

 

もっと『出来ない子』をすくいあげる教育や、

『出来る子』がのびのび勉強をすることが、

“義務教育”の中で出来ると救われる子どもだちがたくさんいると思います。

 

ちなみに、

このお話はまた別記事で詳しくしたいと思っているのですが、

 

「出来ない子には特別支援学級があるんじゃないの?」

と思う方もいるかもしれません。

 

ですが、特別支援学級の対象にあたる「知的障がい者」は

IQや適応機能により判断される為「知的障がい者」とは認定されずに、

普通学級で苦しむ子供だちも大勢いると思います。

 

 

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〈 ケーキの切れない非行少年たち 〉

 

 

 

今更ですが、ずっと気になっていた一冊を読みました。

 

児童精神科医の方が実際に非行少年たちと関わる中で感じたことが書かれており、

まさに平均からはずれた子供たちのことがたくさん書かれています。

 

『普通』に生きることが難しいと感じている方や、

お子様がいらっしゃる方にぜひ読んでほしい一冊です。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

右利き用に出来た電車の改札や、男女でしか出来ない結婚など

世の中“マジョリティ(多数派)”向けに存在しているものが多すぎます。

 

共感されることが少ない分、

“マイノリティ(少数派)”が生きやすい世の中になることは

とても難しいことなのかもしれません。

 

しかし、理解は出来なくとも歩み寄ることは出来ます。

(だいすきなマンガ、フルーツバスケットに出てくるワンフレーズです。)

 

 

誰もが生きやすい世の中になりますように。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

えぬこ

 

 

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「2人目の予定は?」「子供はいつ生むの?」出産は絶対に他人が強要してはいけない

こんにちは!

えぬこです。

 

4歳児子育て中のワーママです。

 

一人っ子で、

二人目の予定は今のところありません。

 

義母から「二人目の予定は?」と聞かれたことがあり、

「○○(旦那の名前)の給料が上がったら考えます。」

と答えました。

(そうです。私は性格が悪いです!)

 

 

義母が嫁に聞いてはいけないことランキング1位と2位(私調べ)

1位 「母乳?ミルク?」

2位 「2人目の予定は?」

をどちらも聞かれたことがあります。

 

「母乳?ミルク?」の質問普通に気持ち悪いですよね?

同性だからといって触れられたくない部分ですし、

母乳だからなに?ミルクだからなに?

 

 

「2人目の予定は?」

これは、ママ友から聞かれる分にはただの雑談なのですが、

義母から期待の眼差しで聞かれると「ウッ」となります。

 

これ以外にも、

「もう娘ちゃんお姉さんだもんねー」と、

娘が成長したという意味での「お姉さん」という単語を使ったところ、

「えっ?娘ちゃんお姉さんになるの!?」と勝手に勘違いした義母に

「なんだー、期待しちゃったじゃん」と勝手にがっかりされたこともあります。

 

怖いのは悪気が全くないところ。

 

この義母、未婚の親戚に

「はやく結婚して、はやく子供作りなよ」と悪気がなく言ってしまう人なのです。

 

 

〈 出産は決して人から強要されていいものではない 〉

 

 

出産は本当に命がけです。

 

医療がどんなに進んだ現代でも予期せぬ事態が起こり得るのが出産。

 

世界的に見ると日本の妊産婦死亡率はとても低いですが、

それでも何があるかわかりません。

 

 

ドラマ化もされた為、ご存知の方も多いと思いますが

コウノドリ』は産婦人科が舞台のマンガです。

 

母子ともに何事もなく健康に生まれてくることが当たり前ではない

ということをひしひしと感じる作品です。

(ドラマは星野源さん目当てで見ましたが、毎週泣きました。)

 

 

〈 100年前だったら出産で死んでたかもしれない 〉

 

 

私は出産時出血が多かった為、輸血をしてもらいました。

しばらく点滴やカテーテル(尿を管を通して排出するもの)など

色々な管に繋がれてしばらく寝たきりで過ごしました。

 

約100年前の日本が舞台のとあるマンガを読んでいた時、

「出産時出血が多くて死んでしまった」というシーンがあり

その時に私は、

もし100年前の出産だったら死んでたかもしれないと思いました。

 

(生きててよかった!)

 

献血してくださったどなたかのおかげて私は今生きています。

ありがとうございました。

 

 

〈 少子化について考える 〉

 

 

結婚をしなくても、子供を産まなくても

幸せに生きていくことが出来る現代で、少子化が進まないわけがありません。

 

そもそも出産ってデメリットが多すぎるので、

出産適齢期と言われる年齢の時に

「子供を産もう」なんて思えなくて当然だと思います。

 

  • 全ての軸が「自分」から「子供」に変わる
  • 仕事に影響が出る
  • 趣味を自由に楽しめない
  • 出産がこわい
  • “結婚“や“家族”に良いイメージがない
  • お金がかかる
  • お金がかかる
  • そしてお金が・・・

 

もしこうなったら、二人目を考えられるかもしれないという

私なりの少子化対策について考えてみました。

 

  • 無痛分娩の推進(麻酔科医不足の改善や世間の偏見の払拭など)
  • 大学まで学費無償化
  • 子育てしながら仕事を続けやすくする制度を整える
  • 子育て=母親の仕事というイメージの払拭

 

とにかく、子供を産んだらお得!いいことがたくさん!

と思わせてもらえなかったら産みたくないのですよ。

 

(要約:お金ください)

 

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〈 まとめ 〉

 

子供が減っているのは、

『当たり前』で『予測できた事態』です。

 

“子供が欲しいと思えない人“に出産を強要するのではなく、

“子供が欲しいけど事情があり産めない人“が

誰でも前向きに出産を望める世の中になってほしいです。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

自分の人生は自分のものです。

自分の選択を大事にして生きていきましょう。

 

 

えぬこ

 

 

不登校だった過去を人に話せる?卒業式も成人式も行けなかった私の過去について

 

こんにちは!

えぬこです。

 

 

中学2年生から卒業までの約1年半不登校を経験し、

通信制高校に通いながら徐々に社会復帰をした過去があります。

【体験談】不登校から社会復帰するまでの道のり - 社会不適合ママえぬこの日常

 

 

現在は常人の顔をして社会に馴染んでいる私ですが、

卒業式や修学旅行、成人式など

“普通”にみんなが経験していることを経験しておりません。

 

常人の顔をして普段過ごしているため日常の何気ない会話の中で、

“卒業式”や“修学旅行”など触れられたくない部分の話題を振られることがあります。

 

そんなとき私は、

相手との関係性や相手の性格によって不登校だった過去を隠します。

 

 

これは「隠したほうがいい」ということではなく、

「つい隠してしまう」ということです。

 

 

今後も末永く付き合っていきたい相手だったり、

そのことで私を判断しないだろうと思える信頼している相手であれば話します。

そんなときでもちょっとドキドキします。

 

普通を経験していないことを

他人に知られることが怖いのだと思います。

 

たとえ元不登校でも絶対に幸せになれますし、

受け入れてくれる人なんてたくさんいます。

 

しかし、

みんなが経験している大きなイベントを経験していないということは

不登校経験から10年以上たった今でも

付きまとってくるものなのだろうなと思います。

(そんな自分が嫌です。)

 

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〈 元不登校をカミングアウトしたときの周りの反応 〉

 

「私中学ほとんど行ってなかったから」

「修学旅行行ってないから」

など話の流れでカミングアウトをすることが多いです。

 

カミングアウトしたときの周りの反応は

「へーそうなんだー」「意外ー」

 

以上。

 

それ以降で私への態度が変わったり、

何かが変わったことは一度もないです。

 

つまり、

周りにとっては大した情報ではないということですね。

 

 

〈 “当たり前”が出来ることはすごいこと 〉

 

 

不登校の私だからこそ思うことは

当たり前を経験できることは当たり前ではないですし、

『普通』が出来ることはすごいことだということです。

 

現在私は、

小学生や中学生の子供がいる方と関わる機会が多いのですが、

みんな当たり前のように学校に通っていて、

当たり前のように受験をしていて本当にすごいことだなと思います。

 

同じ年齢で同じ地域に生まれたというだけで

一つの部屋に集められ集団生活を強いられる。

 

そこに馴染めたり、耐えられることは決して当たり前ではないです。

 

 

子育て中は様々な悩みが降りかかると思いますが、

もし、お子様が学校に毎日通っているとしたら

それだけでとってもえらいので誇りに思っていただきたいです。

 

もし現在お子様が不登校だとしたら、

出口の見えない暗闇をずっと歩いているような気持ちで、

本当に辛いことも多いかもしれません。

しかし、不登校でも幸せになれるということだけは知ってほしいです。

将来に絶望していた私へ、大人は意外と楽しいよ - 社会不適合ママえぬこの日常

 

 

〈 まとめ 〉

 

いつかドキドキせずにカミングアウトできる未来が来るように、

今を精一杯生きて

もっともっと『自分の人生』に自信がもてる人間になりたいです。

 

 

ちなみに、私は不登校だった過去を後悔はしておりません。

当時迷惑は心配をかけまくった親には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、

不登校の経験があったからこそ今の自分があることは間違いないです。

 

 

不登校の過去を人に話せない』のと

不登校の過去を後悔していない』ことに矛盾を感じるかもしれませんが、

過去は変えられないので後悔しても仕方がありません。

 

 

もちろんそんな経験せずに

まっすぐレースの上を歩くことが出来たら一番いいとは思いますが、

今の自分が割と好きなことと、

今の自分の周りにいてくれる人たちが大好きなので、

過去は後悔せずに過去の自分ごと愛せる自分になりたいです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

すこしでも参考になればうれしいです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

えぬこ