社会不適合ママえぬこの日常

元不登校、社会不適合者がそこそこ楽しく生きるための方法をゆるゆる模索するブログ。

【体験談】不登校を脱して社会復帰がしたいと思ったきっかけをお話します【中学生】

こんにちは。

えぬこです。

 

中学2年生から卒業まで不登校で、

現在は子育てをしながら会社員をしているワーママです。

 

今日は、私が「不登校を脱して社会復帰がしたい

と思った出来事をお話します。

(社会復帰までの道のりを書いた記事もよかったらご覧ください。)

【体験談】不登校から社会復帰するまでの道のり - 社会不適合ママえぬこの日常

 

 

私は不登校時代、

毎日のようにパソコンを開き、

掲示板を見たり動画サイトを漁ったり、

ネットゲームをしていました。

 

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同じ境遇や趣味の友人と、

オンラインでゲームをしたりチャットをすることもあれば、

実際にオフ会で遊んだこともあります。

 

そんな中で知り合った一人の女の子(以下A子)。

趣味も同じで家も近く、お互い不登校だった為、

たびたび遊ぶようになりました。

 

A子は自傷行為をしており、

“オススメのかみそり”を勧めてきたり、

「家に帰りたくない」と言って、

深夜まで一緒にいることもありました。

今考えると、私の母親の中では

“関わってほしくない友人”だったのではないかと思います。

 

A子は私の一つ年上で、

私が中学2年生、彼女が3年生のときに出会い、

次の年に単位制の高校に入学しました。

 

私は中学3年生で不登校

A子は単位制高校の1年生。

 

高校に入学し周りの人に影響されたのか、

タバコを吸うようになり原付に乗るようになりました。

 

相変わらず

「切っちゃった・・・。」などの連絡も来るし、

「家出してきた。今えぬこちゃんの家の近くにいる」と

急に連絡がきて、近くのファミレスで一緒に時間をつぶすこともありました。

 

お互い中学生だったときは、

共感できる部分もあり一緒にいて安心できたり、

家庭環境の良くない彼女の助けになりたいと思い、

彼女が甘えてくることを受け入れていました。

 

しかし、A子は年上で高校生。

当時中学3年生だった私はこう思ったのです。

 

「高校生にもなって、まだそんなことしてるの?」

 

自分より年上のA子が、

反抗的なことをしていわゆる“グレている”状態なことや、

わざわざ他人に自傷行為の報告をしていることを

自傷行為自体は否定しません)

当時の私は冷めた目で見てしまったのです。

 

書いていて、

当時の自分冷たいな・・・と改めて思いましたが、

「こうはなりたくないな」と判断した自分のことを

ほめてあげたいとも思います。

 

そのほかにも、

義務教育中は守られているが、

高校生になったら自分でがんばらないといけないプレッシャーや、

“自分でも行ける高校がある”ということを知ることが出来、

まともな未来を想像できるようになったことなど、

「社会復帰のきっかけ」はたくさんありました。

 

しかし、A子の存在が「まともになりたい」と思う

大きなきっかけになったことは間違いないでしょう。

 

その後、A子とは自然と疎遠になり連絡を取ることはなくなりました。

 

いかがでしたでしょうか。

本日は、不登校を脱して社会復帰がしたいと感じた出来事の

お話をさせていただきました。

 

冷たく聞こえるかもしれませんが、

“友人を選ぶ”

“身の置き場所を選択する”ということも

社会復帰するためには大事だと感じております。

 

この記事が、少しでも参考になればうれしいです。

 

えぬこ