【体験談】私が不登校の時に、親からしてもらって嬉しかったこと【3選】
こんにちは。
えぬこです。
私は中学生時代不登校で、
その後は通信制の高校に通い
徐々に社会復帰した過去があります。
本日は、そんな私が
をご紹介したいと思います。
- 不登校の子供との接し方が分からない
- 学校にいかない理由がわからず悩んでいる
そんな方の、
少しでも参考になればうれしいです。
又、あくまで私の一意見です。
子供により、状況や性格などが異なりますので
参考の一つとして、最後まで読んでいただけたらうれしいです。
【◇日ごろから子供と信頼関係を築くことが一番大事】
初っ端から元も子もないことを言ってしまい、すみません。
ですが、大事なことなので最初にお話ししておきます。
当たり前だろ!と思われた方。
そうです。当たり前なのです。
私の当時の家庭状況を説明すると、
父は家事を一切やらず、子供のことも母に任せっきり。
当然、私(子供)と父の信頼関係はゼロに近い状態。
外でお金を稼いできてくれていることに感謝はしてましたが、
関わりは、ほぼなかったと思います。
そんな父ですが、
恐らく一人で悩むことに限界がきた母が、
父に相談をし、
一度父から「なにかあったのか?」
などと、私の気持ちを聞いてくれたことがありました。
興味がないからなのか、
めんどくさかったのか、
はたまた
どうしていいか分からなかったのか。
一度、やさしく気持ちを聞いてくれたことを覚えています。
ですが、父と私の信頼関係はゼロです。
気持ちを話すわけがないですし、
むしろ干渉されることが非常に嫌でした。
これは「思春期だから」
ということもあったのかもしれませんが、
それ以前の問題だと思います。
長くなってしまいましたが、
言いたいことは、
日ごろから信頼していない相手には、
やさしくされようが、話を聞いてくれようが、
なにをされても嫌。
ということです。
(子供が不登校だということの負担が
すべて母にかかってしまったこと、
父との信頼関係があれば、
状況は違ったかもしれないということ、
このお話はまた別の機会にさせてください)
【◇無理に学校に行かせようとしないで見守る】
これも声を大にして言いたいことなのですが・・・。
学校に行けない子供(中学生)を、
無理やり行かせようとするのは、
本当にやめたほうがいいと思います。
学校に行けない理由は様々ですが、不登校の子が
「学校に行かない」ことは「自己防衛」です。
母は私を無理して学校に行かせようとはせず、
堕落した生活をしていた私を見守ってくれました。
私が自分から現状を変えたいと思うのを待ってくれました。
母は当時、私の知らないところでたくさん悩み、
セミナーのようなものにも行っていたそうです。
もしかしたら、プロの意見を参考にして、
不安な気持ちを抑え、
待ってくれていたのかもしれません。
もし当時、無理やり学校に行かされてたら、
家が安心できる場所でなくなり、
自分の居場所がなくなっていたことでしょう。
【◇子供の行きたい場所へ連れていく】
私が不登校の頃、母とよくお出かけしたことを覚えています。
お出かけといっても遠出ではなく、
近所のショッピングモールや外食など、
私の「行きたい場所」「やりたいこと」
なんでも付き合ってくれました。
外との関わりが絶たないようにしてくれていたのか、
私を喜ばせようとしてくれていたのか分かりませんが、
結果的に、
- 母が無条件で私を愛してくれていることが伝わった
- 外に出るきっかけをくれた
- 母のためにも社会復帰しなくてはという気持ちになれた
以上のような効果があったと感じております。
いかがでしたでしょうか?
以上が、
自分が親になり、
母がしてくれていたことが、
いかに難しいことだったかを実感する毎日です。
子供に何かを伝えたり、叱ったりするときに、
「本当に子供のためなのか、
自分の不安を消したいだけではないのか」
ということを自問自答していきたいです。
不登校の子供との接し方に悩む方の、
少しでも参考になればとてもうれしいです。
(失敗ばかりの毎日でつらいけど、
今日も子供の寝顔は可愛い!
明日もゆるゆる適度にがんばりましょう)
えぬこ