元不登校でHSS型HSPが心理カウンセラーの資格を取りました。
こんにちは。
えぬこです。
元不登校で社会不適合者ながら、
現在は子育てしながら仕事をしているワーキングマザーです。
えー・・・なんと、
前回の更新からまるっと一年空いてしまいました。
みなさまお久しぶりです。
(ブログの書き方すら忘れてしまいました。)
前回の記事で、
4か月で心理カウンセラーの資格を取得する!
と豪語していたものの、
実際に資格取得にかかったのは約10か月。
enuko-futekigou.hatenablog.com
「仕事が忙しかった。」
「子育てでいっぱいいっぱいだった。」
などと言い訳をしたいところですが、
シンプルに趣味が忙しく勉強をおろそかにしていたからです!
“ほどほど”が苦手な私は、
何かにどっぷり浸かりすぎてしまうことがあります。(言い訳)
この話はまた後日ゆっくりさせてください。
〈 今日おはなししたいこと 〉
- 資格のお話
- 新しくはじめたこと
- まとめ
〈 資格のお話 〉
予定より少し、だいぶ、大幅に・・・
時間はかかってしまいましたが無事、
上級心理カウンセラーの資格を取得いたしました!
心理学について学んだことを少しでも皆様にお伝えできるように、
ゆるゆる不定期更新にはなりますが、ブログを再開していきます。
又、心理学は日々進化を続ける学問ですし、
“上級心理カウンセラー”という資格は保持しておりますが、
誰でも少し勉強すればとれる民間の資格に過ぎません。
私はまだまだ勉強不足だと感じておりますし、
経験値もまだまだ足りていない状態です。
自分のためにも、
今苦しんでいる誰かに知識をシェアするためにも、
これからも勉強を続けていきたいです。
(おすすめの本などあればぜひ教えてください~!)
〈 新しくはじめたこと 〉
この度『ココナラ』にて、
『電話相談サービス』をスタートさせることに致しました!
ココナラとは・・・
「知識・スキル・経験」などをネットショッピングのように気軽に売り買いできるサービスのこと。
今回スタートさせたのは、
「カウンセリング」ではなく
気軽に愚痴を話せたり悩みを相談できるようなサービスです。
なぜカウンセリングサービスを始めなかったかというと、
心理カウンセラーという資格は保持しておりますが、
通信教育にて習得しているためアウトプット経験が乏しい状態です。
その為、まずは話を聞く経験値を積みたいと思いました。
又、カウセリングよりも気軽に利用しやすいのではないかと考えたからです。
いずれは経験を積み、
相談者一人一人の問題にじっくり向き合って解決のお手伝いができるような
カウンセリングのサービスもはじめたいと考えております。
ひとまず、今回はじめた電話相談サービスのリンクを置いていくので
興味がある方はぜひチェックしてみてください。
夜の避難所★今!話したい。そんな気持ち受け止めます HSS型HSPで不登校経験有の心理カウンセラーが寄り添います
ただ・・・
平日はフルタイムで働く会社員で、
子供が寝た後のみ対応出来る状態です。
予約を受け付けてしまうと、
子供がなかなか寝なかったときに気持ちに余裕がなくなってしまう為、
私自身が、いま!電話できるよ!というタイミングのみで
受け付けている状態で・・・。
つい昨日はじめたばかりなのですが、
このような短い待機時間で果たしてお客様は現れるのか?とドキドキしております(笑)
また状況を見て、色々と考えていきたいと思います。
待機時間中にブログを書いたり、
(今も電話相談サービスの待機中に、この記事を書いております。)
読書や勉強など有意義な時間の使い方が出来るので
一人の時間は出来るだけ待機中にしておきたいです。
〈 まとめ 〉
いかがでしたでしょうか。
習得した資格を宝の持ち腐れにせずに、
色々な形で活用していきたいです。
「夜は気分が落ちやすい」ことと「子供が寝たあとにしか自由時間がない私」
の需要と供給が一致したらうれしいなぁ。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました!
久々のブログなので、必死に感覚を取り戻しながら書きました。
これからも、役に立つ心理学の知識や
私自身のことなどを発信していきますのでぜひまた覗いてくれると嬉しいす。
えぬこ
【資格】元不登校が心理カウンセラーを目指すまで【社会不適合者だからこそ寄り添える】
こんにちは
えぬこです。
元不登校で社会不適合者ながら、
現在は子育て中のワーキングマザーです。
早速本題に入りますがこの度わたくしえぬこは、
心理カウンセラーの資格取得に向けた
勉強をスタートすることに決めました。
〈心理カウンセラーの資格を取得しようと思った理由〉
以前の記事で、
悩みがあるときにはその分野について学ぶことが、
悩みの解決に繋がるというお話をさせていただきました。
enuko-futekigou.hatenablog.com
私自身、悩みやすく感情のコントロールが苦手で
社会不適合者という自覚があり、
その自分を変えたいという気持ちから
心理学についての本を読み自分なりに勉強をしてきました。
生きづらいと感じている方の少しでも参考になればと思い、
自分の不登校経験で感じたことなどをこのブログで書いてきました。
しかし、独学で得た知識では限界を感じ
本格的に心理学について勉強がしたいと思うようになりました。
又、友人や同僚から相談を受ける機会が多いことや、
サービス業時代に共感が上手いと褒められていたことなどから
「自分ってもしかして人の話を聴く仕事向いてる?」と思いはじめました。
そして最後に背中を押してくれたのが、
信頼している友人からの
「人を見る目がある。えぬこにいい人捕まえたねっていってもらうのが目標」
「声がいいしズバッと言ってくれるから人の話を聴く仕事向いてるよ」
という言葉でした。
声がいいかはさておき、
ずっと学んでみたかった心理学を1から学ぶことによって
- 自分の知識や考え方がアップデートされる
- 友人や同僚などの相談に適切な返答が出来るようになる
- 人の話を聴く仕事をするための第一歩になる
などのメリットを得ることが出来るため今回決断いたしました。
〈心理カウンセラーの資格を取得するまでの道順〉
今回仕事と子育てをしながら心理カウンセラーの資格を取るための方法として、
通信教育を選択しました。
- 平日は子が寝た後の1時間勉強
- 休日で旦那が子を見ててくれる日はカフェにこもってがっつり勉強
以上の方法ですき間時間を使い、家族の協力を得ながら勉強していき
4か月で資格取得
を目標にがんばっていきます。
また、途中経過などもブログに載せていきたいと思っておりますので、
ぜひ覗きにきていただけるとうれしいです。
『この先の人生の中で今が一番若い』と思っているので、
やりたいと思ったときがやりどきです。
仕事していても、子育てしていても
やりたいことが出来るっていうことをお伝えできたらうれしいです。
がんばります!!
えぬこ
悩みがぐるぐる回ってしまう方に、『読書』という解決方法のススメ
こんにちは。
えぬこです。
元不登校で社会不適合者ながら、現在は子育て中のワーキングマザーです。
自分の時間がなかなかとれない生活を送っていますが、
仕事の休憩中は本を読んでいることが多いです。
ある本の中で
「鬱病の改善にはカウンセリングよりも
鬱病に対する知識をつけることのほうが効果的である」
という一節がありました。
つまり、
悩みを解決する近道は知識をつけることなのです。
考えすぎてしまい同じことでぐるぐる悩んでしまう方に、
悩みに対する知識をつけるという解決の選択肢をもっていただきたいなと思います。
〈 知識をつける近道 〉
知識をつけるための行動として一番おすすめしたいのが
本を読むことです。
興味がある分野を学校に通って学ぶハードルはとても高いです。
簡単には払えない額のお金がかかりますし、時間もかかります。
しかし、本を読むために必要なものは
ちょっといいランチを食べるぐらいのお金と、
仕事のお昼休憩中や子供が寝た後などのスキマ時間があれば十分です。
新たな知識を身に付けたいと思う意欲と、
その知識を身に付けるために使うお金と時間、
全てが揃うタイミングはなかなかありません。
時間はあるのに意欲がなかったり、
意欲はあるのにお金がなかったり・・・。
意欲と時間とお金、すべてが揃っていなくても
本を買い、読むということは
すぐにできることなのではないでしょうか。
私自身、
興味がある分野や学びたいことがたくさんありますが、
仕事と子育てに追われ時間がありませんし、
学校に通う金銭的な余裕もありません。
しかし、月に数冊本を買うお金と、
一日数分読書する時間は確保できます。
以上の理由から
悩みに対処する近道として、ぜひ読書をおすすめしたいです。
〈 本を読むことで得られるもの 〉
- 一つの分野を極めた人の知識が手に入る
特定の分野に対して、莫大な知識や経験を持った著者の作品を読むことで、
自分が今まで生きてきた中で得られなかった経験や知識が手に入ります。
つまりたった数千円で
著者が人生をかけて得たものに触れることが出来るのです。
- 選択肢を増やすことが出来る
悩みや困難にぶち当たったときに、
「0か100」の選択肢しかないと極端な選択をしてしまうことがあります。
しかし本を読み知識を増やすことによって選択肢を増やすことが出来ます。
たとえば「仕事に行きたくない」と思ったときに、
「仕事を辞める」という0の選択肢と
「毎日休まず出勤する」という100の選択肢しかないと
無理をして身体や心を壊してしまったり、
仕事が続かずに職を転々としてしまうといった結果を招きかねません。
又、思いどおりにいかないときに「怒り」という選択肢しかしらないと
イライラしてしまい自分を傷つけたり身近な人を悲しませてしまいます。
つまり、知識がないことによって精神が不安定になり
感情的な発言や行動をしてしまうのです。
本を読み知識をつけるということは、
人生の選択肢を増やし生活を豊かにすると言えるでしょう。
〈 電子書籍のススメ 〉
本を読む方法を大きく分けると、
- 紙の本を購入して読む
- 電子書籍を購入して読む
の2つに分かれると思います。
私は電子書籍派なのですが、その理由としては
- 物を増やしたくない
- 気軽に持ち歩きたい
- 簡単に購入が出来、すぐに読むことができる
などがありますが、
“物を増やしたくない”というのが一番の理由です。
コンパクトなお家に住んでいるため収納が少なく
「読みたい!」と思った本を逐一購入していたら
部屋が本で埋もれてしまいます。
電子書籍であれば
何冊購入しても本で部屋が埋もれる心配がなく
気軽に購入することが出来る為、私は電子書籍派です。
〈 電子書籍を読む為の手段 〉
私が実際に電子書籍を読む際は、
読みたい本を購入しダウンロードして読むという方法をとっています。
使用している機器は、Fireタブレットです。
Fire HD 8 Plus タブレット スレート (8インチHDディスプレイ) 32GB
(私が実際に使用しているのはFire7ですが、在庫切れの為
Fire 8 Plusのリンクを貼ります)
物を増やしたくなく、
仕事の休憩中に読書をしたい私にぴったりのタブレットです。
過去の記事でも紹介しているのでよかったら見てください。
enuko-futekigou.hatenablog.com
〈 まとめ 〉
いかがでしたでしょうか。
私自身、読書をするようになってから以前より気持ちが安定し、
「0か100」にならずに視野を広くもつことが出来るようになった気がします。
読書をすることが、悩みを解消するための近道になるということが
伝わっていたらうれしいです。
少しでも参考になりますように。
えぬこ
人の顔色をうかがってビクビクしてしまう人が生きやすくなるたった一つの方法
こんにちは。
えぬこです。
給料の発生しない無理な対人関係は極力避けて生きている社会不適合者、
アラサーワーママです。
今日は、
人の顔色をうかがってしまい疲れてしまう方に読んでほしい、
自分を偽らないようになる気持ちの作り方についてお話していきます。
あ、人の機嫌をとる必要なんてないんだ
と気づいて、
毎日が少しでも、楽になったらうれしいです。
〈 なぜ、人の顔色をうかがってしまうのか 〉
対人関係がトラウマになっているなどの、
“過去の経験から”ではなく、
“なぜ” “今”「人の機嫌をとらなくては」という思考になっているか
について考えてきます。
- 嫌われるのがこわいから
- 機嫌を悪くした相手に、自分を傷つけられたくないから
- 自分を否定されたくないから
「人の顔色をうかがう」
「相手の機嫌をとる」
と聞くと、
相手の気持ちを考えているかのように聞こえますが、
実は根っこにあるのは
「大切な自分を傷つけられたくない」
という
自分のことを考えた自己中心的な思考からくる感情なのです。
〈 人の顔色をうかがわないで生きる方法 〉
それは、“課題を分離”することです。
詳しく説明していきます。
課題を分離するということは、
「相手の課題」と「自分の課題」を明確にわけるということです。
たとえば、
日常的に怒りの感情をぶつけてくる上司がいたとします。
「怒られないようにしないと」
「機嫌をとらないと」
そう思ってしまう人は多いかもしれません。
しかし、
“怒りの感情”は上司が処理するべき課題で、
怒りをぶつけられた側の課題ではありません。
自分がコントロールできるのは自分の感情だけで、
相手の感情をコントロールすることは出来ません。
今回の場合、“怒りの感情は”上司にだけコントロールできる部分なので
他者である怒られた側は気にしてもしょうがないのです。
課題を分離することを心がけると、
自然と他人の顔色を気にしないで過ごすことが出来るようになります。
〈 まとめ 〉
人は誰かの期待を満たすために生きているのではない
あなたは誰の機嫌をとる必要もないし、
誰もあなたの機嫌をとるために生きているわけではないのです。
「怒らせたかな」「嫌われたかな」
と他者の感情を深読みして落ち込んでしまったときは、
「これは誰の課題だ?」
と一度考えてみてください。
「怒っているのは相手の課題だから自分が考えてもしょうがない」
「相手の感情はコントロールできないから考えても無駄だ」
と思えるようになれば、
誰かの顔色をうかがうことなく
本当の自分のまま生きられるのではないでしょうか。
〈 アドラー心理学の考え方 〉
最近、自分の価値観を大きくアップデートしてくれる本に出合いました
今回の記事は、
この本を読んで知り得た知識に、自分の考えを織り交ぜて書きました。
「トラウマ」を否定し「すべての悩みは人間関係」と断言するアドラー心理学。
100%納得することは難しいかもしれませんが、
少なくとも私は出会ってよかったと心から思っている本です。
「鬱病の改善にはカウンセリングよりも
鬱病の知識を身に付けることのほうが効果的である」という知識を得てからは、
悩みがあるとその分野の本を読み、勉強するようになりました。
私の経験や考え方、知識を記事にすることで
誰かの気持ちを少しでも軽くすることができたらうれしいです。
えぬこ
仕事が続かない自分は社会不適合でダメ人間?長く続かないからこそ得られるもの3つ
こんにちは。
えぬこです。
元不登校で社会不適合ながら、子育て中のワーママです。
仕事が長続きしない自分はダメ人間?
と悩んでいる方は多いと思います。
確かに一つのことを長く続けられるということは、本当にすごいことだと思います。
お金のため、家族のため、自分のため。
毎日何年も何十年も同じ仕事をこなし、
誰かの役にたつということは誰でもできることではないです。
では、仕事が長続きできない人はダメな人なのでしょうか。
私はそうは思いません。
なぜなら、
様々な仕事を経験することで得られるものも多いからです。
長続きしないからこそ得られるものが、
実はたくさんあるのです。
〈 仕事をコロコロ変えるからこそ得られるもの 〉
- 様々な視点で物事を見られるようになる
- 自分の可能性を広げることが出来る
- 仕事を選ぶ上での選択肢が広がる
1 様々な視点で物事を見られるようになる
転職経験がなく、一つの会社しか知らないと
その会社のルールややり方が“当たり前”になってしまい、
「これっておかしくない?」と違和感に気が付けなかったり、
効率のいいやり方に改善することが難しくなります。
つまり、頭が固くなります。
様々な職場を経験することで、
それぞれの問題点を見つけることが出来、
仕事をより効率的にすすめる出来ます。
又、それぞれの会社のいいところを見つけられるため、
「仕事がいやだなぁ」と思ったときに、
「でも、この会社のいいところもあるよね」と
モチベーションを上げることも出来ます。
2 自分の可能性を広げることが出来る
自分に向いている仕事と向いていない仕事。
やってみないと分からないことも多いです。
「自分には絶対無理だ」と思っていた仕事が
以外としっくりくることもあります。
つまり、転職は自分の可能性を広げることが出来ます。
私自身、現在事務職をしておりますが、
「自分には事務職なんて無理」と思っておりました。
集中力がなく注意力散漫なため、パソコンに向かって
コツコツと仕事をすることが向いていないだろうと思っていたからです。
実際に「向いてないなー」と思う瞬間は多々ありますが、
思っていたよりは“出来る”と思っております。
次に転職を考えるときに、
『事務職』という選択肢が増えたので経験してよかったなと思っております。
3 仕事を選ぶ上での選択肢が広がる
たとえば、10年間事務職しかやったことがない人が転職を考えたときに
選択肢として事務職しか浮かばないことがあるかもしれません。
しかし、アパレルや工場、飲食店など様々な業種を経験した人であれば、
複数の選択肢が浮かぶと思います。
つまり、転職をすることで人生の選択肢が広がるのです。
〈 おすすめの転職サイト 〉
【DODA】
・転職サイトでピンとくる求人に出会えない
・自分に合う仕事の見つけ方が分からない
・履歴書・職務経歴書の書き方が知りたい
そんな方にオススメの、
転職活動を総合的にサポートしてくれるサービスです。
転職のプロが、希望にあった求人を紹介してくれます。
80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人で、
自分では見つけられない求人を見つけることができます。
履歴書や職務経歴書の書き方をアドバイスしてくれるだけではなく、
応募書類だけでは伝わらない人柄や考え方など転職希望者の優れた部分を推薦状やメールにまとめて企業に応募してくれます。
いかがでしたでしょうか。
「3年は続けろ」とか、
「これで耐えられないならどこにいっても耐えられない」とか
呪いの言葉を浴びせてくる人がいますが、
自分の心と身体を犠牲にしてまで続けるべき仕事なんてありません。
お給料は、苦しくて辛いから発生するわけではなく
需要と供給があるから発生するものなのです。
少しでも参考になればうれしいです。
えぬこ
「親を選んで生まれてくる」は大人側の幻想。「親への感謝」の強要に苦しむ子供たち
こんにちは!
えぬこです。
4歳児子育て中のワーママです。
「子供は親を選んで産まれてくる」
なんて思想の絵本作家の方がいたような気がしますが、
これは大人側の幻想にすぎません。
実際は、
親を選んで産まれてくる
どころか、
産まれるか産まれないか
の選択肢すら子供には与えられていません。
「産んでください。お願いします。」
と子供側が頼んだわけでもないのに、
「産んだ恩」とか「育てた恩」とか理不尽にもほどがあります。
〈 “親に感謝”は単なる結果 〉
親がやってきたことが結果的に子供に感謝されて
親孝行したいと思われる関係になったのであれば、
それはとても素敵なことだと思います。
しかし、感謝という気持ちは子供側から湧くもので
親が強要していいものではありません。
「周りの子は優秀なのに、うちの子は何も出来ないから
子育てに失敗したかもしれない」
「不登校になったから親不孝者だ」
子供に対して勝手に期待をし、裏切られた気持ちになるのは間違ってます。
キツイ言い方に聞こえてしまったら申し訳ないのですが、
勝手に産んだのだから育てるのは当たり前です。
〈 自己犠牲がプラスになるのはほんの一部の人だけ 〉
「子供のためにたくさん我慢した」
「子供のためにやっている」
自己犠牲の精神で子育てをしてしまうと、
子供が親の思い通りにならないときに
“裏切られた”と感じてしまうのかもしれません。
“自己犠牲をして人のために行動すること”に対して
心の底から喜びを感じられる人はほんの一部です。
「子供のために今やっていることが
結果的に自分のためになるからやっている」
ということを自覚し、
子供に責任を押し付けるのはやめたほうがいいです。
〈 自分の時間を気持ちを大事に 〉
親だって人間です。
“子供が生まれたからすべてを犠牲にしなくてはいけない”
わけではないと思っております。
もちろん、大人だけで暮らしていたときとは
ガラッと違う生活になりますし制限されることも多いです。
しかし、親が“自己犠牲”をすることで
子供へ期待や責任を背負わせすぎてしまうことがあります。
私がもし親から、
「あなたのために生きてる」と言われたとしたら
「いやいや重!自分のために生きて!」としか思わないです。
もちろん子供の安全や生命が守られている状態であることは大前提で、
親が趣味の時間や一人の時間を過ごすことは
親側の精神安定につながり結果的に子供のためになるのではないでしょうか。
〈 “子育ての責任”は“母親”だけのものではない 〉
“母親しかできないこと”は出産と授乳だけで、
それ以外のことは父親でも誰でもできるはずです。
子育てが楽しくてしかたがない!自分の時間なんていらない!
なんて母親に、少なくとも私は会ったことがありません。
親側の負担を少しでも減らすことが、
子供に過度な期待や責任を押し付けないことに繋がるではないかと思います。
“母親だから“父親だから”がんばれることもあると思います。
子供の存在がエネルギーになることも多いです。
ですが、
“母親“父親”である前に一人の人間です。
親側の自由や精神を守ることが、
結果的に子供を守ることに繋がるのではないでしょうか。
〈 まとめ 〉
某知恵袋で、
「子供が不登校になった。周りの子は優秀なのになんでうちの子だけ。
子育て間違えたのでしょうか」
と言う質問を目にし、この記事を書きました。
他人はコントロールできるものではないということは分かっていても、
自分の子供となると
どうしても自分の分身のように感じてしまい、
「なんで親の私ができることができないの?」
と思ってしまいがちなのかもしれません。
子供への期待は、親側の自己満足なことが多いです。
自分の子供だけど自分ではない別の生命体だということを忘れずに
子供と接していきたいです。
〈 子育て中の方に読んでほしいマンガ 〉
現在ドラマが放送中なのでご存知の方も多いとは思いますが、
ドキッとさせられたり、グッとくる名言がとても多いマンガです。
一巻に収録されているお話の中で、
世の父親はドキッとして、母親はジーンとくるセリフがあるので
ぜひ読んでみてほしいです。
私はこのマンガの主人公、久能 整(くのう ととのう)くんのセリフで、
人生の糧にしている言葉がたくさんあります。
人生に迷っている方も、ミステリーが好きな方も、
少女マンガなんて読んだことがないという方にも
ぜひぜひ読んでほしいマンガです。
この記事が、すこしでも参考になればうれしいです。
えぬこ
中学生時代不登校だった私は存在することを許されたかった
こんにちは。
えぬこです。
中学2年生から卒業までの約1年半不登校で、
その後通信制高校に通い、徐々に社会復帰をした過去があります。
- 不登校の子供との接し方が分からない
- 学校へ行かずに家でなにもしていない子供を見て焦っている
そんな悩みを抱えている方は多いのでないでしょうか。
今日は、
不登校のときに私が求めていたことについてお話していきます。
〈 私が求めていたもの 〉
不登校のときの私は、
存在することを許されたかった
のだと思います。
なにも出来なくても、なにも生み出せない自分でも
存在していていいよって思ってくれている人がいることを確かめたかったのです。
これは、当時を振り返ったときに
「きっと私はこうだったのだろうな」と大人になってから気付いたことです。
当時はこの気持ちを言語化することが出来ず、
親に暴言を吐いて反抗することで
存在を許してくれていることを確かめていました。
〈 不登校児を見守ることの大切さと難しさ 〉
“働かざる者食うべからず”とはよく言いますが、
学校へ行かずに家でダラダラしている子供を見て
焦り、不安になり、イライラすることがあると思います。
不登校だった当時の私は、
自分がダメな人間だということは痛いほど分かっていたので
将来への不安を煽って脅されたり、
学校へいくことを強要されたりしていても
絶対に逆効果だっただろうなと思います。
以前の記事でもお話しましたが、
私の母は無理に学校へ行かせようとはせずに信じて見守ってくれました。
【体験談】不登校児への親の対応【親からしてもらってうれしかったこと】 - 社会不適合ママえぬこの日常
「学校に通うことなんて当たり前」
「不登校なんて恥ずかしい」
「自分が当たり前に出来ていたことだから子供も出来るはず」
もし、そう思っているのであれば
子供は自分とは別の感情をもった別の個体だということを再認識し、
子供を見守るという選択をしてほしいなと思います。
又、世間体や周りの目を気にして誰にも相談できずに
家庭内で子供の問題を抱えてしまうこともとても怖いことだと思います。
家族という集合体は、
よく言えば“絆”悪くいえば“呪い”
だと思っているので
「家族の問題だから」と周りに隠している間に悪化して、
家庭内暴力や手の付けられない状態になるほうがよっぽど怖いです。
家庭内の問題は家庭内だけで解決しようとはせずに
専門機関や相談窓口、信頼している人などに相談してください。
〈 まとめ 〉
子供を信じて見守るということが、
どれほど難しいことなのか自分が親になってから痛感しております。
当たり前のように学校を卒業して、
当たり前のように仕事をして結婚して孫が生まれて・・・
自分の子供に対してこのように考えている人は多いと思います。
しかし、
産まれたこと、学校に通っていること、
仕事をしていること、生きててくれていること
全てが奇跡です。
出来ていないことに目が行きがちですが、
出来ていることに目をむけて、存在してくれていることに感謝をしてあげてほしいです。
もちろんずっとそのままではだめですし、
一つ一つ課題をクリアしていかなくてはいかないのですが、
まずは存在を許してあげること。
存在を許すことで、
次のステップに進むことができるのではないかと思います。
いかがでしたでしょうか。
あくまで私が体験した個人の意見になるので、
全ての子供に当てはまるわけではないかもしれませんが、
少しでも参考になればうれしいです。
えぬこ