社会不適合ママえぬこの日常

元不登校、社会不適合者がそこそこ楽しく生きるための方法をゆるゆる模索するブログ。

不登校だった過去を人に話せる?卒業式も成人式も行けなかった私の過去について

 

こんにちは!

えぬこです。

 

 

中学2年生から卒業までの約1年半不登校を経験し、

通信制高校に通いながら徐々に社会復帰をした過去があります。

【体験談】不登校から社会復帰するまでの道のり - 社会不適合ママえぬこの日常

 

 

現在は常人の顔をして社会に馴染んでいる私ですが、

卒業式や修学旅行、成人式など

“普通”にみんなが経験していることを経験しておりません。

 

常人の顔をして普段過ごしているため日常の何気ない会話の中で、

“卒業式”や“修学旅行”など触れられたくない部分の話題を振られることがあります。

 

そんなとき私は、

相手との関係性や相手の性格によって不登校だった過去を隠します。

 

 

これは「隠したほうがいい」ということではなく、

「つい隠してしまう」ということです。

 

 

今後も末永く付き合っていきたい相手だったり、

そのことで私を判断しないだろうと思える信頼している相手であれば話します。

そんなときでもちょっとドキドキします。

 

普通を経験していないことを

他人に知られることが怖いのだと思います。

 

たとえ元不登校でも絶対に幸せになれますし、

受け入れてくれる人なんてたくさんいます。

 

しかし、

みんなが経験している大きなイベントを経験していないということは

不登校経験から10年以上たった今でも

付きまとってくるものなのだろうなと思います。

(そんな自分が嫌です。)

 

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〈 元不登校をカミングアウトしたときの周りの反応 〉

 

「私中学ほとんど行ってなかったから」

「修学旅行行ってないから」

など話の流れでカミングアウトをすることが多いです。

 

カミングアウトしたときの周りの反応は

「へーそうなんだー」「意外ー」

 

以上。

 

それ以降で私への態度が変わったり、

何かが変わったことは一度もないです。

 

つまり、

周りにとっては大した情報ではないということですね。

 

 

〈 “当たり前”が出来ることはすごいこと 〉

 

 

不登校の私だからこそ思うことは

当たり前を経験できることは当たり前ではないですし、

『普通』が出来ることはすごいことだということです。

 

現在私は、

小学生や中学生の子供がいる方と関わる機会が多いのですが、

みんな当たり前のように学校に通っていて、

当たり前のように受験をしていて本当にすごいことだなと思います。

 

同じ年齢で同じ地域に生まれたというだけで

一つの部屋に集められ集団生活を強いられる。

 

そこに馴染めたり、耐えられることは決して当たり前ではないです。

 

 

子育て中は様々な悩みが降りかかると思いますが、

もし、お子様が学校に毎日通っているとしたら

それだけでとってもえらいので誇りに思っていただきたいです。

 

もし現在お子様が不登校だとしたら、

出口の見えない暗闇をずっと歩いているような気持ちで、

本当に辛いことも多いかもしれません。

しかし、不登校でも幸せになれるということだけは知ってほしいです。

将来に絶望していた私へ、大人は意外と楽しいよ - 社会不適合ママえぬこの日常

 

 

〈 まとめ 〉

 

いつかドキドキせずにカミングアウトできる未来が来るように、

今を精一杯生きて

もっともっと『自分の人生』に自信がもてる人間になりたいです。

 

 

ちなみに、私は不登校だった過去を後悔はしておりません。

当時迷惑は心配をかけまくった親には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、

不登校の経験があったからこそ今の自分があることは間違いないです。

 

 

不登校の過去を人に話せない』のと

不登校の過去を後悔していない』ことに矛盾を感じるかもしれませんが、

過去は変えられないので後悔しても仕方がありません。

 

 

もちろんそんな経験せずに

まっすぐレースの上を歩くことが出来たら一番いいとは思いますが、

今の自分が割と好きなことと、

今の自分の周りにいてくれる人たちが大好きなので、

過去は後悔せずに過去の自分ごと愛せる自分になりたいです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

すこしでも参考になればうれしいです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

えぬこ